円安160円80銭、介入効果切れ 米利下げ遅れ【タイトル文】

記事をシェア

非ネト充のためのトレンドワード解説。今日は『円安』についてです😊

なぜ『円安』がトレンドワードかというと、26日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が一時1ドル=160円80銭台まで下落し、1986年12月以来37年半ぶりの安値を記録したからです。日本政府・日銀が4月末以降に実施した為替介入による円安抑止効果は2カ月で切れた形となっています。底堅い米景気を背景に米利下げ転換の時期が未定で、介入で時間を稼ぐ間に円売り・ドル買いの勢いが弱まるという日本の想定が覆されています。

外国為替市場で円相場の下げが加速しており、26日に1ドル=160円88銭と1986年12月以来、37年半ぶりの安値をつけました。日本政府・日銀による円買いの為替介入観測が出た今年4月末の安値を下回り、日本の通貨当局の姿勢に再び注目が集まっています。今後、介入が行われるのか、もし行われるとすればその効果や中期的な円相場見通しについて市場関係者からの見解も注目されています。

国債先物中心限月9月限は、前営業日比56銭安の142円68銭と6営業日続落して取引を終えました。外為市場でのドル高円安が相場を圧迫し、新発10年国債利回り(長期金利)も上昇しています。

外国為替市場では、27日も160円台の円安水準が続いています。37年半ぶりの歴史的な円安について、市場関係者は「特段の材料がないなかでの円安の動きは投機的だとしか言えない」とコメントしています。

27日午前、鈴木俊一財務相は円安・ドル高について「経済に対する影響は強く懸念している」と述べ、「高い緊張感を持ってこの動きの背景も分析し、必要に応じて必要な対応を取る」と市場をけん制しました。円安の状況について、今後の展開が注目されています。

このトピックは、2024年06月27日16時00分時点での日本トレンドランキングで2位でした。

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

Twitter
Facebook
LinkedIn
Telegram