非ネト充のためのトレンドワード解説。今日は『円高』についてです😊
なぜ『円高』がトレンドワードかというと、7日の外国為替市場で円高ドル安が急速に進み、一時、1ドル=144円台後半をつけたからです。約3カ月ぶりの円高水準となりました。
この動きは、日本銀行が金融政策の正常化に動き出すとの観測から、ドル売り円買いの動きが広がったことが要因とされています。ただ、具体的な詳細や背景についてはまだ明確ではありません。
また、午後5時時点では前日同時刻比1円30銭ほどの円高となっており、さらなる円高の動きが予想されています。
この『円高』は、日銀の植田和男総裁の発言を受けて政策修正の思惑が高まり、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが広がったためです。また、米長期金利が低下傾向となったことも円買いを後押ししました。
金融市場では、このような値動きが他の金融商品にも影響を与えるため、『写真相場』という言葉が使われます。つまり、ある金融商品の値動きが他の金融商品と似ており、取引所間でも連動が見られる場合に使われるのです。
外国為替市場の円相場は一時、1ドル=144円台半ばまで値上がりし、およそ3カ月ぶりの円高水準となっています。これは、日銀の植田総裁が国会で金融政策について「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言したことを受け、早めのマイナス金利解除を意識した円買いドル売りが広がったためです。
さらに、7日の米ニューヨーク外国為替市場でも円高ドル安が進み、一時、1ドル=143円台後半と8月以来、約4カ月ぶりの円高水準をつけました。この動きは、日本銀行が金融政策を早期に正常化するとの見方が強まったためです。
これにより、円を買いドルを売る動きが拡大し、1日で3円超もの大幅な円高が進んだのです。
つまり、今の円高は、日本銀行の金融政策や金利の動向に注目が集まり、市場参加者の思惑が円高に影響を与えていると言えます。
今後の動向には要注目です。