「総裁選」勝者は誰？

『総裁選』がトレンドワードかというと、それは自民党の総裁選挙が行われているからです。この選挙では27日午後に投開票が行われ、岸田首相の後任となる新たな総裁が誕生します。今年の総裁選には、過去最多の9人の候補が立候補しました。各陣営は投票を前に最後の追い込みをかけており、候補者たちは精力的に活動しています。

この総裁選では、1回目の投票が党所属国会議員1人当たり1票持つ国会議員票と、全国の党員・党友による投票をベースにした党員票の計736票で争われます。1回目の投票結果は午後2時20分ごろ発表される予定です。各陣営はスパートをかけており、激しい選挙戦が繰り広げられています。

さらに、東海3県の自民党の県連本部でも総裁選の党員票の開票作業が行われています。自民党愛知県連などでは、党員・党友から投票用紙が送られてきており、候補者の名前が書かれた箱に手作業で仕分けが行われています。この選挙では、国会議員票と党員票がそれぞれ368票で、党員票は全国の投票を合計し、ドント方式で各候補に配分されます。

過去の総裁選でも、各候補者の政策や背景が注目されました。特に、令和2年9月に勝利した菅氏が再選を目指していたものの、新型コロナの感染拡大や不満の声が高まり、内閣支持率の低下が続いています。そうした中、27日の選挙ではどの候補が新しい総裁として選ばれるのか、注目が集まっています。

総裁選が終盤に差し掛かるなか、各候補が最後の力を振り絞っている様子があります。候補者たちは、この選挙を通じて国の未来を担う存在として、有権者に自らの信念や政策を訴えています。自民党の新しい総裁がどのようなリーダーシップを発揮するのか、今後の政治の展開が注目されます。