米CPI鈍化、FRB利下げ前倒し

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非ネト充のためのトレンドワード解説。
今日は『CPI』についてです😊

なぜ『CPI』がトレンドワードかというと、米国の消費者物価指数(CPI)が注目を集めているからです。先日、米労働省が発表した6月のCPIが市場予想を下回り、前月比でマイナス0.1%という予想外の下落がありました。この4年ぶりの下落は2020年5月以来のことであり、ディスインフレの軌道回帰を示すものとされました。

このCPIの下落を受けて、JPモルガンなどの金融機関は米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期予想を従来の11月から9月に前倒しすると発表しました。市場では、FRBが9月に利下げする可能性を示唆する声も広まっています。

この情報を受けて、米国株の動きも注目されています。6月のCPIが市場予想を下回ったことで、緩和観測が高まり、米金利先物でも9月の利下げ確率が約90%まで上昇しました。

また、この数字がFRBに利下げの確信を与える一方で、一部では「今回の数字は極めて重要な役割を果たす。インフレがなお正しい方向に進んでいるとの確信をFRBが得る上で、きょうの数字は極めて重要だ」との声も聞かれます。

このように、CPIの動向が金融政策や株式市場に影響を与える重要な要素となっており、今後の経済動向にも注目が集まるでしょう。

このトピックは、2024年07月12日04時00分時点での日本トレンドランキングで1位でした。

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