非ネト充のためのトレンドワード解説。今日は『プベルル酸』についてです😊
なぜ『プベルル酸』がトレンドワードかというと、最近のニュースで注目を集めている「紅麹」問題が関係しています。厚生労働省が行った調査の結果、小林製薬の紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを摂取した人が健康被害を訴えた際、青カビが混入して作られたとみられる「プベルル酸」が、原因物質だとほぼ確定したことが判明しました。
厚生労働省と国立医薬品食品衛生研究所(国衛研)が行った動物実験の結果、プベルル酸を含む3つの物質の腎臓への毒性が確認されたことから、プベルル酸が主な原因であると推定されています。特にプベルル酸に関しては腎臓への毒性が明らかになっており、小林製薬の紅こうじサプリメントを巡る健康被害の問題において、腎障害の原因物質としてプベルル酸が特定されました。
この問題では、他にも原料から発見された青カビ由来の「プベルル酸」以外にも、本来含まれていない2つの化合物が見つかっています。健康被害を引き起こした原料からは、プベルル酸やいずれも青カビ由来の2つの物質が検出され、実験用のラットにプベルル酸が投与された結果、腎臓の尿細管の壊死が引き起こされるなど、プベルル酸の危険性が明らかになっています。
厚生労働省がこの問題に関して公表した情報によれば、小林製薬の紅麹を使用したサプリメントを摂取することで健康に影響を及ぼす可能性があるため、該当商品の摂取には十分な注意が必要です。プベルル酸に関する最新情報や関連する製品については、専門家の意見や公式発表を確認することが重要です。
このトピックは、2024年09月19日04時00分時点での日本トレンドランキングで1位でした。