非ネト充のためのトレンドワード解説。
今日は『USスチール』についてです😊
なぜ『USスチール』がトレンドワードかというと、日本製鉄が米鉄鋼大手のUSスチールを買収すると発表したからです。買収額は約2兆円で、日鉄としては過去最大級のM&A(合併・買収)となり、日米企業同士の大型再編となります。
この買収の背景には、電気自動車(EV)に使う高機能鋼材の需要が増える中で、経済安全保障もあり、日米で重要物資の供給体制を整えるという目的があります。
具体的には、日鉄はUSスチール株を1株55ドル(7810円)で全株取得し、完全子会社にする予定です。この買収は、中国メーカーが台頭し、脱炭素化に向けて巨額の投資を迫られる中で、日本製鉄が米大手を買収して規模を拡大し、経営基盤の強化を図るために行われます。
この買収により、日本製鉄は付加価値が高い高級鋼材の需要が伸びている米国市場を取り込み、次の成長エンジンとして育てることが期待されています。買収総額は2兆円を超える見込みで、日本製鉄としては過去最大の買収案件となると言われています。
また、鉄鋼業界は中国勢が台頭する中で、世界的な再編が進んでいる状況です。日本製鉄は国内需要が縮小する中で、今後も成長が見込まれる米国市場を強化するために、USスチールの買収を決めたとされています。
このように、『USスチール』のトレンドワード化は、日本製鉄による米鉄鋼大手の買収という大型再編に関するニュースが背景にあります。次世代の自動車産業や経済安全保障といった要素も絡んでおり、注目が集まるトピックとなっています。
このトピックは、2023年12月19日06時00分時点での日本トレンドランキングで2位でした。