非ネト充の方に向けて、最新のトレンドワードを解説します。今日は『マイナンバーカード』についてです😊
なぜ『マイナンバーカード』がトレンドワードかというと、12月15日から導入されるためです。総務省は暗証番号の設定を必要としないマイナンバーカードを導入する計画を進めています。このカードは、保険証や本人確認書類などの用途に限定される予定で、高齢者施設の職員などの負担を軽減することが期待されています。
現行のマイナンバーカードの申請には暗証番号が必要でしたが、高齢者などからは暗証番号の設定が難しいとの声がありました。そこで、新たに「顔認証マイナンバーカード」が開発され、12月15日から申請が開始されることになりました。このカードは暗証番号の設定が不要で、認知症患者など番号管理が難しい人だけでなく、希望者全員が対象となります。ただし、当面は「マイナ保険証」や民間サービスなどでの身分証明にしか使えないことになっています。
マイナンバーカードの導入は、個人情報の保護に関する点検結果を踏まえて行われています。政府が行ったマイナンバー情報の総点検では、約8206万件の登録情報のうち、8351件の紐づけ誤りがあったことが明らかになりました。この結果を受けて、岸田総理は来年秋に現行の健康保険証を廃止する考えを示しました。
マイナンバーカードには、別人の情報が誤ってひも付けられるトラブルが全国で相次いでいます。県内でも障害者手帳などの情報を持つ12件のひも付けのミスが確認されましたが、情報漏えいなどの被害はまだ確認されていません。国はこの問題に対して点検を指示しており、県は13日に点検結果を発表する予定です。
以上が『マイナンバーカード』についての解説です。新しいカードの導入が始まり、個人情報保護の問題も浮き彫りになっています。今後の動向に注目です。