コロンブスの航海

非ネト充のためのトレンドワード解説。
今日は『コロンブス』についてです😊

なぜ『コロンブス』がトレンドワードかというと、Mrs. GREEN APPLEの新曲「コロンブス」のミュージックビデオが、先住民を類人猿に見立てているかに見えるという批判が巻き起こり、差別的だとされてSNSで炎上し、公開停止に追い込まれたからです。かつては英雄視されたコロンブスも、欧米ではその評価が一変しています。

この問題について、世界的ベストセラー『早回し全歴史──宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる』（デイヴィッド・ベイカー著、御立英史訳）から、現在の欧米でのコロンブス評価がよくわかる一節をお届けします。

Mrs. GREEN APPLEの新曲「コロンブス」をCMに使用していたコカ・コーラも、同楽曲を使用した広告素材の放映を停止しました。6月12日に公開されたミュージックビデオに対する「差別的な内容」「植民地主義や奴隷制を肯定している」といった批判が相次ぎ、レコード会社のユニバーサルミュージックが13日に公開停止を決定しました。

シンガー・ソングライター七尾旅人（44）もこの問題に言及し、湧き上がる議論の中で自身の意見を述べました。一方、ひろゆき氏は、「コロンブス」というタイトルだけで叩かれることへの疑問を示し、「叩きたい人たちが社会正義ごっこをしているように見える」との見解を示しました。

国際政治学者の三浦瑠麗氏もこの問題に対し、少し違う視点からの考察を提供しています。Mrs. GREEN APPLEの「コロンブス」MV騒動が社会的な議論を巻き起こしている中、さまざまな意見が交錯し、深い議論が広がっています。