非ネト充のためのトレンドワード解説。今日は『新光電気工業』についてです😊
なぜ『新光電気工業』がトレンドワードかというと、富士通が連結子会社である新光電気工業の株式取得に関する契約を締結したからです。富士通は、産業革新投資機構(JIC)の完全子会社であるJICキャピタルと契約を結び、新光電気工業の株式を取得することを発表しました。
この取引には、三井化学や大日本印刷(DNP)も関与しており、JICキャピタルが管理・運用するJICCファンドと共に約4000億円の公開買付を進める予定です。
ここで気になるのは、なぜ富士通が新光電気工業の株式を売却するのかという点です。富士通は、半導体パッケージを手がける新光電気工業を産業革新投資機構(JIC)に売却すると発表しており、JICは公開買付も実施し、総額約7000億円で新光電気工業を買収する予定です。その結果、新光電気工業は2024年度中に上場廃止になる見通しです。
なお、富士通の売却手続きにおいて、政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)が優先交渉権を得る見通しとなっています。JICは大日本印刷と三井化学と連合を形成し、株式公開買い付け(TOB)により、新光電気工業の株式を全て買い取り、非上場化する予定です。
富士通は新光電気工業の時価総額約7200億円の株式の50%を保有しており、買収価格は8000億円を超える規模となる予定です。
以上が、『新光電気工業』についてのトレンドワード解説でした。今後の動向に注目ですね!
このトピックは、2023年12月14日06時00分時点での日本トレンドランキングで5位でした。